日本では人口10万人あたりの男性が1年間に前立腺癌にかかる人数は全年齢を合わせると10人程度で癌死
亡の部位別順位では10位前後です。
高齢化社会の到来や食事の欧米化などにともない今後その頻度は急増していくものと考えられています。
年齢別にみると、45歳以下の男性ではまれですが、50歳以降加齢とともに対数的にその頻度は増加し70歳代では10万人あたり約100人、80歳以上では200人を超えます。
このように前立腺癌は典型的な年齢依存性の癌といえるでしょう。
前立腺癌の罹患率は国別や人種差が大きく、北米がもっとも多く、ついでオーストラリア/ニュージーランド、カリブ海地域、西欧、北欧と続き、日本は北米の10分の1ほどと国際的にはその頻度は低いほうです。
また人種では黒人に一番多くついで白人、黄色人種となってます。