前立腺がんの治療:内分泌療法

男性ホルモンの分泌を抑制して、前立腺がんの縮小をはかる治療法です。

以前は精巣を手術で摘出する方法が主流でしたが、現在ではホルモン剤の開発がすすみ、ごく一部のケースを除けば、薬でテストステロンの分泌を抑える方法が一般的になっています。

薬物療法には、男性ホルモンの分泌を調整する、脳の中の脳下垂体という部分に作用して、精巣からの男性ホルモンの分泌を抑制する注射(LH-RHアゴニスト)と、男性ホルモンの作用を抑える内服薬(テストステロンレセプター・ブロッカー)があります。




           010.gif