前立腺肥大症に悪影響をおよぼす、副作用が心配な薬、禁忌薬があります。
薬や手術などには副作用の心配がありますが、前立腺肥大症の場合、市販されている風邪薬(総合感冒薬、鼻炎薬、咳止めなど)や胃腸薬、抗ヒスタミン剤、あるいは乗り物酔いを防ぐ薬なども該当することがありますので、注意しておく必要があります。
禁忌薬を服用することで、膀胱の機能が低下したり尿道を圧迫し排尿障害を助長してしまいます。これは便秘や尿閉などの排尿困難な状態を引き起こす可能性があり、深刻な事態にも発展しかねません。
前立腺肥大症の病状や進行状態によっても禁忌薬はちがってきます。前立腺肥大症の症状がある旨を病院で告げて処方してもらった薬なら安心して飲むことができますが、市販薬の場合は特に気をつけなくてはなりません。
どうしても市販薬を使用する場合は、薬剤師に自分の症状を正確に告げてから薬を購入するようにしましょう。
前立腺肥大症は一般的に高齢になればなるほど患っている可能性が高くなります.