前立腺肥大の治療と手術について

前立腺肥大の治療は「内視鏡手術」「高温度治療」「投薬治療」があります。

手術では、「内視鏡手術」が一般的で、尿道の先からカメラの付いた細い管を入れて、管の中から水を入れながら前立腺を電気メスやレーザーで削り取るという手術になります。20~40分ぐらいで手術は完了します。入院も通常1日で済み、翌日には退院できる場合がほとんどです。

「高温度治療」の場合は、マイクロ波などを使って前立腺内部の細胞をやくことによって、、前立腺を小さくする治療です。

この方法のよい所は、入院も必要なく一回の治療ですむことです。症状の進行状態によって変わってくるので、誰にでも出来るというわけではありません。

その結果、手術なしで治療に成功出来る事を考えれば、無駄な時間もお金も必要無くなります。
その為にも、早期発見が大切です。

「投薬治療」には2種類あり、ひとつは男性ホルモンをブロックし、前立腺を小さくするもので、抗男性ホルモンといって、男性ホルモンを押さえる薬です。

この薬には問題点があって、男性ホルモンがブロックされるので勃起障害(ED)になりやすいという点です。

��つめの薬は、αブロッカーという、すぐに効いて副作用も比較的少ない薬です。
もともとは血管を拡張させ血圧を下げる薬ですが、前立腺部の尿道も拡張する働きがあります。

これが改良され、前立腺肥大症の治療に使っても、ほとんど血圧が下がらなくなりました。
しかし、作用としては前立腺部の尿道を拡張するだけですので、根本的治療にはなりません。しかし常用せざるを得なくなってしまうのが難点です。

例外として前立腺自体が非常に大きくなりすぎた場合はこれらの治療方法では治癒する事が出来ない為、全身

麻酔でメスを使用した開腹手術になります、入院も7日~以上と期間も費用もかかります。




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