前立腺がんの治療「内分泌療法」

内分泌療法には精巣摘出術、エストロゲン剤、LH-RHアゴニスト、抗アンドロゲン剤があり、以前は精巣摘出術がよく行われていましたが、最近ではLH-RH アゴニスト単独あるいは抗アンドロゲン剤との併用が主流となっています。

副作用・合併症はそれぞれの内分泌療法により異なりますが、主なものとして、性機能低下、ほてり、乳房腫脹などがみられます。また、内分泌療法に対する抵抗性ができ、2~3年で効かなくなることが問題となっています。