前立腺がんになりやすい人

年齢: 50歳以上の剖検(死亡時の解剖)では3割、80歳以上であれば6~8割に小さな前立腺がんが見つかるといわれています。
遺伝: 血縁者に前立腺がんの患者さんがいると、危険率は高くなります。
職業: カドミウム(たばこの煙やアルカリ乾電池に含まれる成分)を扱う、電池製造工場労働者などはリスクが高いといわれています。
ビタミン: ビタミンDの活性化(紫外線・日光をあびることによる)やビタミンAが前立腺がんの抑制に関わっているかもしれないという説もあります。
食事: 脂肪(油)、特に動物性脂肪を多くとることは前立腺がんの危険因子として有名です。具体的にはチーズ、卵、豚肉などです。逆に、大豆(みそ・納豆・とうふなど)、緑黄色野菜、トマト、緑茶などは前立腺がんを抑制するといわれています。