和食で前立腺がんを予防

昔は、日本人は、当たり前のように毎食味噌汁を飲み、おかずに大豆製品の豆腐や納豆を食べていました。現代では、朝食はパンにコーヒー、昼は洋食メニューかそば、夜はアルコールといった食生活に慣れてしまい、大豆製品を取る機会が少ない人が増えています。

 大豆は、前立腺がんや乳がんの予防に効果的といわれるファイトケミカルの一種の“イソフラボン”を含んだ優れた食品なので、積極的に取りましょう。

 味噌汁は塩分の取り過ぎにつながるということもあり、日に3度摂取する必要はないと思いますが、納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品は積極的に摂りたいものです。

毎日の食事に大豆製品を意識的に採り入れることが大切。朝食では味噌汁か豆乳のどちらかを摂取し、昼は納豆そばや大豆のサラダ、五目豆などを選びましょう。